やりたい髪型ってイメージしかありません。ほとんどの人が自力では希望の髪型の輪郭すら書けないと思います。全体をヘアカットする為には、全体をどう切るかを最初に決めましょう。髪型の名前はわかっていても、その髪型はどこがどれぐらいの長さってことはわかりません。なりたい髪型にカットする為に、どこをどれくらい切るかをしっかり考えてください。自分で髪を切る最大の難関です。ヘアカタログや自分の写真をよーく観察してください。
前、後ろ、横、斜め、真上など多方向から撮影した写真があれば最高です。 美容院行きたての頃に準備しておきます。洗髪直後などブローする前に写真を撮り、同じ長さに切るのか、段のつけ方など把握するまで観察します。
ヘアカタログ写真は前、後ろ、横を別々のモデルでもいいので用意して下さい。ヘアカタログ写真の場合は自分の髪でできるかどうか考えてみてください。素人は何の見本もなく切り方をイメージできません。見本は絶対に用意して下さい。
自分の髪もよく観察してください。髪の毛の量と生えてる向きは要チェック。右と左で髪の生え方や量が違うのは普通です。片方ではふさふさ、片方は段つけるほど髪がないってことも。濡れてまっすぐの時は同じ長さに切った筈なのに、乾いて癖が出たら穴が開いたりします。また、長いときは下に向いていた髪が、短くすると真横に生えてることもあります。初めて素人散髪の時は少し長めで様子を見ましょう。
写真がないなら絵や設計図を書きましょう。前からの写真のみなら、横や縦は書いたほうが無難。具体的に長さや段具合が決まってなければ書けません。あやふやなイメージだけで切り始めると、どんどん短くなります。髪は伸びますが伸びるまで恥ずかしい思いはしたくないし、させたくありません。
どんな輪郭でどこを揃えてどこが段なのか、すいてあるのかわかるような絵を目指してください。素人には無理ですが、自分を観察するの参考サイトがお手本。物理的髪の長さを同じに切るのは初めての素人でできます。プロは頭の形などを調整しながら切ってくれます。その視点のヒントになれば。
前髪は顔の左右と深さの三角形と考えます。
髪の顔への被さりが多いと小顔に見え、顔の露出が大きいと明るく見えます。また、馬面なのに髪を顔にかけないスタイルにするとよりいっそう馬面に見えるなど、顔の形と似合う髪型も定番があるようです。美容師さんにアドバイスはもらえませんので自分でチェック。詳しくは顔型と似合う髪型。
顔型にも定番があるように髪質にも。私、理想どうりって聞いたことないです。髪の多い少ない・癖の有無。ないものねだりしてませんか
今まで美容師さんが気を利かしてくれたことも今度は自分でチェック。短所だと思ってたことが、見方を変えると長所だったりします。長短を自覚して、うまく付き合いましょう。下の参考サイトをチェック。
このサイトは素人でもできそうな散髪を紹介しています。このサイトでできそうなカットはワンレングス・グラデーション・レイヤーです。うまく組合わせて下さい。自分の力量以上のことをやりたいときはプロにまかせて。