セルフカットの為のヒント１

基本はおさえて欲しい

セルフカットとは自分自身の髪を切ることです。当サイト内の超簡単！散髪方法と段カットの仕組の応用編。理屈はわかる。でも、毛のすけて見えるところを切るのは自分では不可能です。段カットなら違う方法でもある程度できます。セルフカットは特に慣れが必要です。最初は少量で挑戦してください。セルフカットのコツはいつも同じ角度で同じ長さを作り出す何かを持っていること。合わせ鏡を見ながら髪を切るなんて初心者には無理。切った後の確認ぐらいにしか使えません。

はさみのもち方

カットしやすいようにもてばいいんです。無理に指掛けに指を掛ける必要はありません。セルフカットの場合、切る場所によってはさみの持ち方を変えると楽になる場合があります。例えば、女性でのショートカットの場合の襟足、男性だとロングの襟足をすきバサミでカットする場合は、刃先を体側に向けたはさみの持ち方をすると、楽です。

超簡単！散髪方法の応用

例えばカチューシャを目安に下の縦方向の髪をすべてつかみぐーの要領で切ります。同じ要領で隣やその隣の毛も切ります。つかんだ場所がグーの長さ襟足にいくほど長い段カットに(図)。逆に下側でぐーを握ると下が短く上が長い段になります。セルフカットでグーの場合はグーを握る位置で髪の長さを調整します。
髪を縦方向に集め切ると段になります。鷲づかみし親指人差し指の場所をずらさないでもう一度髪がピンと張るように持ち直すのがコツ。他の３本の指に毛をかけると段がより極端になります。

カチューシャを目安に

カチューシャを後ろ髪のガイドとして使用する。例えば耳から耳まで渡しておく。手で触ればどの辺りを切っているのか目安になります。ばねの弱いものなら縦にもはまります。カチューシャをはめる時は合わせ鏡などでしっかり水平または垂直にはめてください。ばねの弱い、ぎざぎざのついてないカチューシャだと耳を挟んでも痛くないです。より細かくガイドの役を果たします。

合わせ鏡の仕方

合わせ鏡の仕方
２つのやり方があります。柔軟体操している自覚のある方、もうひとつのやり方も試してみてください。もしかしたらかなり楽になるかも。

右？左？どっちを先に切る？

切りにくいほうを先に切ってください。特に、左右対称にしたい方は、切りやすい方を先に切ると、切りにくい方をあわせるのに、苦労します。器用な方に不器用な方をあわせるのは、殆ど不可能です。それにあわせて両方がどんどん短くなりますので、切りにくい・やり難い場所から初めてください。

左右に引っ張ってもＯＫ

上下方向だけでなく左右方向も同じ考え方ができます（下図）。うしろの髪も含めて左右に２つに割ります。右は右。左は左で顔の横で一直線に切ると。前が短く後ろが長い髪になります。横や後ろの毛を後ろに引っ張りながら切るのもありです。>
左右対称にする為には最初に切る前に、カチューシャや耳との距離を意識してください。カチューシャで邪魔な毛をはさめば切りたい髪の毛のみを手探りより的確に引っ張れます。

見える髪はクリップで目安に

髪の長い人なら真下を向いてクリップやピンで一直線を少量づつ結びます。ぶら下げる目的ですので表面を少しがコツ。切るためでなく切った後の形を事前に見るためです。普通に首を上げて鏡を見てください。出来上がり想像図の長さ見本が鏡に映ります。それを見てもう少し長くとか、角度を緩やかになど首の角度や切る角度を調整してからカットすると安心。
逆になりたいカーブにクリップをとめてから下を向くのも手です。首の角度で直線になる場所を探します。横や後ろの毛がうつむいたら見える人にはおすすめです。クリップは事務用の１センチくらいの小さいのがいいです。百均で売っているカラフルなおもちゃみたいなの、プラスチックのばねの弱いのがオススメ。ダッカールは不向きです。

左右対称？

セルフカットでのレイヤー具合はグーを握る位置で調整します。左右対称に切るためにはグーを握る位置最初に意識してください。右耳の後ろとか、右耳の真上とか、耳の上のカチューシャ上を拳骨２つ分後ろなど。セイムレイヤーなら無意識でかまいません。

出来上がり確認

最後の確認は、デジカメのセルフタイマーを使えば楽。適当な高さの台にカメラを置きます。セルフタイマーをセットします。頭を写す予定場所に手を伸ばし、焦点をあわせ（半押し）てから全押しします。手の場所に頭を移動し、シャッターが切れるのを待ちます。手持ちで写すよりぶれない写真が撮れます。写真だと鏡より客観的に見ることが可能。家族に「変」と言わすのはその後で。

また、3面鏡その他の道具でも、確認が楽になる場合も。詳しくは、鏡にどう向き合うかをご覧ください。